ガーブナーの研究
ガーブナーは「文化指標」プロジェクトでテレビドラマの暴力描写を分析し、視聴者調査と比べました。1日4時間以上見る重視聴者は、あまり見ない人より犯罪被害に遭う確率を高く見積もり、他人を信頼せず、世界を危険な場所だと考える傾向がありました。これをミーン・ワールド症候群と呼びます。一つの番組ではなく、長年積み重なる繰り返しのメッセージの効果である点が重要です。
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主流化・共鳴と批判
背景の異なる人もテレビをよく見ると似た見方に収束する主流化、実体験がテレビの内容と一致すると効果が強まる共鳴が示されました。一方で、相関にすぎず因果が不明確だという批判もあります。現在はジャンル別の培養や、アルゴリズムが似た世界観を繰り返し見せるフィルターバブルと結びつけて研究されています。議題設定理論や能動的な受け手を重視する利用と満足理論と比べてみてください。
よくある質問
- ニュースにも培養効果はある?
- はい。犯罪ニュースをよく見る人ほど犯罪率を高く感じるという研究があります。
- 効果は大きい?
- 個々には小さめですが、社会全体で積み重なると大きな意味を持つと考えられています。
出典確認日:2026-10-26
参考文献
- Gerbner, G., & Gross, L. (1976). Living with television: The violence profile. Journal of Communication, 26(2), 172–199.
- Gerbner, G., Gross, L., Morgan, M., & Signorielli, N. (1980). The "mainstreaming" of America: Violence profile no. 11. Journal of Communication, 30(3), 10–29.
- Morgan, M., & Shanahan, J. (2010). The state of cultivation. Journal of Broadcasting & Electronic Media, 54(2), 337–355.
