なぜ減価償却する?
100万円の機械を5年使うのに購入年に全額費用にすると、その年の利益だけが極端に減ってしまいます。資産が収益を生む期間に費用を割り振る費用収益対応の原則に基づく処理です。土地は価値が減らないため償却しません。
定額法と定率法の違いは?
| 方法 | 計算 | 特徴 |
|---|---|---|
| 定額法 | 取得価額 × 定額法償却率 | 毎年同じ額 |
| 定率法 | 未償却残高 × 定率法償却率 | 初めに多く、後で少なく |
日本の税法では建物や2016年以降取得の建物附属設備・構築物は定額法、それ以外の機械などは定率法を選べます。現金が出ていかない費用なので、利益に足し戻したEBITDAで稼ぐ力を見ることもあります。耐用年数を不当に延ばして利益をよく見せると粉飾決算になり得ます。
よくある質問
- 償却が終わった資産は?
- 帳簿上は備忘価額1円などが残り、引き続き使えます。
- 中古車で節税できると聞くのは?
- 耐用年数が短く、短期間で多く償却できるためです。
出典確認日:2026-10-25
参考文献
- Kieso, D. E., Weygandt, J. J., & Warfield, T. D. (2019). Intermediate accounting (17th ed.). Wiley.
