マタイ効果とは
マタイ効果は、先に優位を持つ人や集団がその優位によってさらに機会や資源を得て、格差が広がる現象です。新約聖書マタイ福音書25章29節に由来し、社会学者マートンが1968年に『サイエンス』で概念化しました。
📌 ひと目でわかる
- 命名
- ロバート・K・マートン(1968)
- 由来
- マタイ福音書25:29
- 別名
- 累積的優位
例
著名な科学者ほど同じ業績でも多くの評価を受けます。スタノヴィッチ(1986)は、早くから読める子ほど多く読み、差が広がる「読みのマタイ効果」を示しました。所得格差はジニ係数で測れます。
よくある質問
- マタイ効果とは?
- 最初の優位が累積して格差が広がる現象です。
- 読みのマタイ効果とは?
- 読める子ほど多く読み、読めない子との差が広がる現象です。
参考文献
- Merton, R. K. (1968). The Matthew effect in science. Science, 159(3810), 56–63.
- Stanovich, K. E. (1986). Matthew effects in reading: Some consequences of individual differences in the acquisition of literacy. Reading Research Quarterly, 21(4), 360–407.
