ナッシュ均衡とは
ナッシュ均衡は、各プレイヤーの戦略が他者の戦略に対する最適反応になっている状態で、誰も単独で戦略を変える動機がありません。ジョン・ナッシュは1950年、有限ゲームには混合戦略を含めて必ず均衡が存在することを示し、1994年にノーベル経済学賞を受賞しました。
📌 ひと目でわかる
- 提唱
- ジョン・ナッシュ(1950)
- 条件
- 互いに最適反応
- 存在
- 有限ゲームでは混合戦略で必ず存在
- 代表例
- 囚人のジレンマ
例
囚人のジレンマでは、相手の選択にかかわらず自白が有利なので(自白, 自白)が均衡ですが、両者黙秘のほうが双方にとって良い結果です。均衡は必ずしもパレート最適ではありません。
よくある質問
- ナッシュ均衡とは?
- 誰も単独で戦略を変えて得をしない戦略の組です。
- 常に最善の結果ですか?
- いいえ。囚人のジレンマのように全員に不利な場合もあります。
参考文献
- Nash, J. F. (1950). Equilibrium points in n-person games. Proceedings of the National Academy of Sciences, 36(1), 48–49.
- Nash, J. (1951). Non-cooperative games. Annals of Mathematics, 54(2), 286–295.
