どんな原理?
ベルヌーイの式P+½ρv²+ρgh=一定は、流れる流体のエネルギー保存を表します。高さが同じなら、速さvが大きくなると圧力Pは小さくなります。ホースの口を指で狭めると水が速くなる、2枚の紙の間に息を吹くと紙がくっつく、などが例です。
飛行機はこの原理で飛ぶ?
翼の上側の空気が速く流れて圧力が下がり、その差が揚力の一部を生むのは事実です。しかし「上下の空気が翼の後端に同時に着く」という同時到着説は誤りです。翼が空気を下向きに押し出す効果(ニュートンの第3法則)も合わせて説明する必要があります。
よくある質問
- いつ成り立つ?
- 粘性を無視できる非圧縮・定常な流れの、一本の流線に沿って成り立ちます。
- シャワーカーテンが寄ってくるのも同じ?
- 部分的にはそうで、水流が生む空気の流れや渦で内側の圧力が下がります。
出典確認日:2026-10-25
参考文献
- Bernoulli, D. (1738). Hydrodynamica.
- Anderson, J. D. (2016). Fundamentals of Aerodynamics (6th ed.). McGraw-Hill.
- Babinsky, H. (2003). How do wings work? Physics Education, 38(6), 497–503.
