ディドロ効果とは
18世紀フランスの哲学者ドニ・ディドロは1769年の随筆「古いガウンを手放したことへの後悔」で、贈られた豪華なガウンに比べて書斎の椅子や机がみすぼらしく見え、次々と買い替えた末に古いガウンを懐かしんだと書きました。このようにひとつの新しい物が連鎖的な買い物を招く現象をディドロ効果と呼びます。
📌 ひと目でわかる
- 由来
- ディドロの随筆(1769)
- 概念化
- 人類学者グラント・マクラッケン(1988)
- 核心
- 新しい物が「釣り合う物」を求める
- 関連
- 衝動買い、ライフスタイル消費
防ぎ方
- 買う前に一緒に必要になりそうな物まで予算に入れる
- ひとつ買ったらひとつ手放す
- すぐに買わず、しばらく待つ
よくある質問
- ディドロ効果とは?
- 新しい物をひとつ買うと、それに合わせて関連する物まで次々に買ってしまう傾向です。
- 名前の由来は?
- ディドロが新しいガウンをきっかけに書斎の家具を買い替えた体験を書いた1769年の随筆です。
参考文献
- Diderot, D. (1769). Regrets sur ma vieille robe de chambre [Regrets on parting with my old dressing gown].
- McCracken, G. (1988). Culture and consumption: New approaches to the symbolic character of consumer goods and activities. Indiana University Press.
