飛蚊症とは?
飛蚊症は、眼球を満たすゼリー状の硝子体に生じた濁りの影が網膜に映り、点や糸のように見える状態です。明るい空や白い壁を見ると気づきやすく、視線を動かすとついてきます。加齢で硝子体が液化し網膜から離れる後部硝子体剥離が最も多い原因で、強い近視の人は若いうちから起こりやすくなります。
すぐ受診すべきなのはどんなとき?
浮遊物が急に増えた、光が走る光視症がある、カーテンがかかったように見えない部分があるときは、網膜裂孔や網膜剥離の可能性があるため当日中に眼科を受診しましょう。
治療と付き合い方
生理的な飛蚊症は害がなく、数か月で脳が慣れて気にならなくなることがほとんどです。生活に支障が大きい場合にYAGレーザーや硝子体手術が検討されますが、合併症のリスクもあります。近視が強い人や40代以上は、緑内障の検診も兼ねて定期的な眼底検査がおすすめです。
この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は医師に相談してください。
よくある質問
- 飛蚊症は治りますか?
- 濁り自体は残ることが多いですが、時間とともに気にならなくなるのが一般的です。
- 目薬で治せますか?
- 効果が証明された目薬はありません。まず危険なサインがないかを確認しましょう。
出典確認日:2026-10-25
参考文献
- Milston, R., Madigan, M. C., & Sebag, J. (2016). Vitreous floaters: Etiology, diagnostics, and management. Survey of Ophthalmology, 61(2), 211–227.
- Hollands, H., Johnson, D., Brox, A. C., et al. (2009). Acute-onset floaters and flashes: Is this patient at risk for retinal detachment? JAMA, 302(20), 2243–2249.
