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腰椎椎間板ヘルニア

🩺 看護・保健学 執筆 CampusDown ウィキ編集部 最終更新
腰椎椎間板ヘルニアは、背骨の骨と骨の間のクッションである椎間板が飛び出して神経を圧迫し、腰や脚に痛み・しびれを起こす病気です。
目次
  1. 1. 腰椎椎間板ヘルニアとは
  2. 2. ふつうの腰痛とどう違うのか?
  3. 3. 治療
  4. 4. よくある質問
  5. 5. 参考文献

腰椎椎間板ヘルニアとは

背骨の骨と骨の間には衝撃を吸収する椎間板があります。加齢で弱くなった椎間板の中の髄核が外側の線維輪を破って飛び出し、神経根を圧迫するのが腰椎椎間板ヘルニアです(Deyo & Mirza, 2016)。

この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は医師に相談してください。

ふつうの腰痛とどう違うのか?

区分椎間板ヘルニアふつうの腰痛
痛む場所お尻から脚・足まで走る腰のまわり
伴う症状脚のしびれ、感覚低下、力が入らない通常なし
悪化する動作座る、せき・くしゃみ、前かがみ特定の動作

急に脚に力が入らない、尿や便がコントロールできない、股のまわりの感覚が鈍いといった場合は馬尾症候群の可能性があり、すぐに救急受診が必要です。

治療

多くは手術をせずに数週間から数か月で良くなります。米国内科学会のガイドライン(Qaseem ほか, 2017)は、腰痛に対してまず温熱、運動、マッサージ、鍼、脊椎の徒手療法などの非薬物療法を勧め、必要に応じて消炎鎮痛薬を使います。寝てばかりいるよりできる範囲で動くほうが回復に役立ちます。まひが進む場合や、十分な保存療法でも強い脚の痛みが続く場合は手術(顕微鏡下ヘルニア摘出術など)を検討します。

よくある質問

MRIは必ず撮るべきですか?
まひなどの危険なサインがなければ、初期には必須ではありません。症状が長引くときや手術を検討するときに撮ることが多いです。
飛び出した椎間板は元に戻りますか?
飛び出したヘルニアは時間とともに自然に吸収されて小さくなることがよくあります。

出典確認日:2026-10-25

参考文献

  1. Deyo, R. A., & Mirza, S. K. (2016). Herniated lumbar intervertebral disk. New England Journal of Medicine, 374(18), 1763–1772.
  2. Qaseem, A., Wilt, T. J., McLean, R. M., & Forciea, M. A. (2017). Noninvasive treatments for acute, subacute, and chronic low back pain: A clinical practice guideline from the American College of Physicians. Annals of Internal Medicine, 166(7), 514–530.

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この記事は2026年10月25日に最終更新されました。内容は広く知られた原典と教科書に基づいて整理していますが、レポートで引用する際は参考文献の原典を必ず確認してください。