原因と症状の出やすい部位は?
フィラグリンなど皮膚バリアのたんぱく質が不足すると水分が逃げ、刺激物が入りやすくなります。乳児は頬や頭、小児はひじの内側やひざの裏、成人は顔・首・手に出やすく、掻くほど悪化する「かゆみと掻破の悪循環」が問題です。
治療とケアは?
基本は1日2回以上の保湿と、ぬるめのお湯での短時間の入浴です。炎症にはステロイドやタクロリムス、デルゴシチニブの外用薬を医師の指示どおりに使い、重症ならデュピルマブなどの注射薬やJAK阻害薬も選択肢です。アトピーの子は食物アレルギー、喘息、鼻炎へと続く「アトピーマーチ」が起こりやすいとされます。じんましんとの違いも参照。
この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は医師に相談してください。
よくある質問
- ステロイドは怖い?
- 医師の指示どおりの強さと期間で使えば安全で、塗らないほうが悪化しやすいです。
- 食事制限は必要?
- 検査で確認されたアレルギー以外は、自己判断で除去しないようにしましょう。
出典確認日:2026-10-25
参考文献
- Langan, S. M., Irvine, A. D., & Weidinger, S. (2020). Atopic dermatitis. The Lancet, 396(10247), 345–360.
