歴史
1923年、格付け会社スタンダード・スタティスティクスは233社の週次指数を作り、1941年にプアーズ・パブリッシングと合併してスタンダード・アンド・プアーズとなりました。コンピューターでリアルタイム計算が可能になった1957年3月4日、500銘柄を時価総額で加重した現在のS&P500;が誕生。30銘柄の株価平均であるダウより市場全体をよく表し、機関投資家のベンチマークになりました。
銘柄選定と構成
S&P;の指数委員会が、米国企業で時価総額基準(2024年で約180億ドル以上)、直近の黒字、十分な流動性を満たす会社を選びます。浮動株時価総額加重のため、アップル、マイクロソフト、エヌビディアなど少数の大型テック株が大きな比重を占めます。採用発表時に連動ファンドの買いで株価が上がる「指数効果」もあります。
投資と意義
1976年、ジョン・ボーグルのバンガードがS&P500;に連動する初の個人向けインデックスファンドを発売し、1993年には初のETF「SPY」が上場しました。SPIVAによれば、15年間で米国大型株のアクティブファンドの約9割が指数に負けています。ただし指数のPERが高い時期は期待リターンが下がり得て、為替リスクも伴います。
よくある質問
- 何銘柄で構成?
- 名前は500ですが、複数の株式クラスを上場する企業があり実際は503前後です。
- どう投資する?
- SPYやVOOなどのETF、または国内のS&P500;連動投信で投資できます。
出典確認日:2026-10-26
参考文献
- S&P; Dow Jones Indices. (2024). S&P; U.S. Indices Methodology.
- Bogle, J. C. (2007). The Little Book of Common Sense Investing. Wiley.
- S&P; Dow Jones Indices. (2024). SPIVA U.S. Scorecard.
