脳卒中とは?
脳卒中は脳の血管障害の総称で、血管が詰まる脳梗塞が約7割、血管が破れる脳出血とくも膜下出血が残りを占めます。日本では死因の上位で、寝たきり・介護が必要になる主な原因でもあります。
前兆や初期症状をどう見分ける?
日本脳卒中協会はACT FASTを勧めています。Face(顔の片側が下がる)、Arm(片腕に力が入らない)、Speech(言葉が出ない・ろれつが回らない)、Time(発症時刻を確認してすぐ119番)。症状が短時間で消える一過性脳虚血発作も脳梗塞の前触れなので、すぐ受診してください。
治療の時間と予防
脳梗塞では発症4.5時間以内のt-PA静注療法や、太い血管の閉塞に対する血栓回収療法が検討されます。予防の要は高血圧の管理で、心房細動、糖尿病、脂質異常症、喫煙、過度の飲酒への対策も重要です。
この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は医師に相談してください。
よくある質問
- 様子を見てもいいですか?
- いいえ。治療は時間との勝負です。症状が消えても受診しましょう。
- 若い人もなりますか?
- はい。動脈解離や心臓の病気などで若い世代にも起こります。
出典確認日:2026-10-25
参考文献
- Powers, W. J., Rabinstein, A. A., Ackerson, T., et al. (2019). Guidelines for the early management of patients with acute ischemic stroke: 2019 update. Stroke, 50(12), e344–e418.
- GBD 2019 Stroke Collaborators. (2021). Global, regional, and national burden of stroke and its risk factors, 1990–2019. The Lancet Neurology, 20(10), 795–820.
