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脂質異常症(高脂血症)

🩺 看護・保健学 執筆 CampusDown ウィキ編集部 最終更新
脂質異常症は、血液中のコレステロールや中性脂肪が多すぎる、あるいはHDL(善玉)コレステロールが少なすぎる状態です。以前は高脂血症と呼ばれていました。
目次
  1. 1. 脂質異常症とは
  2. 2. 検査値はどう読むのか?
  3. 3. 原因と治療
  4. 4. よくある質問
  5. 5. 参考文献

脂質異常症とは

脂質異常症は、血液中のコレステロールや中性脂肪が多すぎる状態です。HDL(善玉コレステロール)が少ないことも問題になるため、日本ではかつての「高脂血症」から現在の名称に改められました。特にLDLコレステロールが高いと血管の壁にたまって動脈硬化を進め、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めます(Grundy ほか, 2019)。

この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は医師に相談してください。

検査値はどう読むのか?

項目意味目安
LDLコレステロール血管にたまる「悪玉」低いほど良い
HDLコレステロール余分なコレステロールを肝臓へ戻す低すぎると危険
中性脂肪余ったエネルギーの貯蔵形空腹時に高いと危険
総コレステロールコレステロールの合計参考値

LDLの目標値は一律ではなく、糖尿病、高血圧、喫煙、心血管疾患の既往など個人のリスクによって変わります(Mach ほか, 2020)。

原因と治療

飽和脂肪や糖質の多い食事、運動不足、内臓脂肪、飲酒がよくある原因で、家族性高コレステロール血症のように遺伝の影響が大きい場合もあります。自覚症状がほとんどなく、健康診断の血液検査で見つかることがほとんどです。治療は食事の改善、減量、有酸素運動、禁煙から始め、リスクが高ければスタチンを中心に薬を使います。中性脂肪が高い人は脂肪肝やメタボリックシンドロームを伴うことが多いです。

よくある質問

脂質異常症に症状はありますか?
ほとんどありません。だからこそ定期的な血液検査が大切です。
やせている人もなりますか?
はい。遺伝や食生活によって体重に関係なく起こることがあります。

出典確認日:2026-10-25

関連項目: 糖尿病

参考文献

  1. Grundy, S. M., Stone, N. J., Bailey, A. L., et al. (2019). 2018 AHA/ACC/AACVPR/AAPA/ABC/ACPM/ADA/AGS/APhA/ASPC/NLA/PCNA guideline on the management of blood cholesterol. Journal of the American College of Cardiology, 73(24), e285–e350.
  2. Mach, F., Baigent, C., Catapano, A. L., et al. (2020). 2019 ESC/EAS guidelines for the management of dyslipidaemias. European Heart Journal, 41(1), 111–188.

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この記事は2026年10月25日に最終更新されました。内容は広く知られた原典と教科書に基づいて整理していますが、レポートで引用する際は参考文献の原典を必ず確認してください。