症状とクローン病との違い
血の混じった下痢や粘血便、急な便意、残便感が代表的な症状です。炎症は直腸から口側へ切れ目なく続き、粘膜にとどまるのがクローン病との違いです。血便は痔と思い込みやすいので、下痢と一緒に続く場合は内視鏡検査を受けましょう。
治療と長期の管理
軽症〜中等症はメサラジン(5-ASA製剤)の内服や坐剤・注腸、悪化時はステロイド、効果が不十分なら免疫調節薬・生物学的製剤・JAK阻害薬を使います。長く患うと大腸がんのリスクが上がるため、定期的な内視鏡検査がすすめられます(大腸ポリープも参照)。自己判断で薬をやめると再燃しやすくなります。
この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は医師に相談してください。
よくある質問
- 完治しますか?
- 薬で長く寛解を保てます。内科治療で難しい場合は大腸全摘で根治を目指すこともあります。
- ストレスが原因ですか?
- 直接の原因ではありませんが、症状を悪化させることがあります。
出典確認日:2026-10-26
参考文献
- Rubin, D. T., et al. (2019). ACG clinical guideline: Ulcerative colitis in adults. American Journal of Gastroenterology, 114(3), 384–413.
- Ungaro, R., et al. (2017). Ulcerative colitis. The Lancet, 389(10080), 1756–1770.
- Crohn's & Colitis Foundation. Overview of Ulcerative Colitis.
