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片頭痛

🩺 看護・保健学 執筆 CampusDown ウィキ編集部 最終更新
片頭痛は、中等度以上の脈打つような頭痛が4〜72時間続き、吐き気や光・音への過敏を伴う神経の病気です。頭の片側が痛むことが多いものの、両側が痛むこともあります。
目次
  1. 1. 片頭痛とは
  2. 2. 片頭痛かどうかはどう見分けるのか?
  3. 3. 誘因と治療
  4. 4. よくある質問
  5. 5. 参考文献

片頭痛とは

片頭痛は単なる強い頭痛ではなく、繰り返す頭痛発作とそれに伴う症状を特徴とする神経疾患です。脳の三叉神経血管系やCGRPなどの神経伝達物質が関わると考えられています。世界的に生活への支障が大きい病気の一つで、女性に多く見られます(GBD 2016 Headache Collaborators, 2018)。

この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は医師に相談してください。

片頭痛かどうかはどう見分けるのか?

国際頭痛分類(ICHD-3, 2018)では、前兆のない片頭痛を次のような発作が5回以上あるものと定義しています。

  • 未治療で4〜72時間続く
  • 次のうち2つ以上:片側性、拍動性(ズキズキ)、中等度以上の強さ、階段の昇降など日常動作で悪化
  • 次のうち1つ以上:吐き気・嘔吐、光と音への過敏

約3分の1の人は、頭痛の前にキラキラした光やギザギザの線が見える前兆(閃輝暗点など)を経験します。

区分片頭痛緊張型頭痛
痛み方ズキズキ脈打つ締めつけられる、圧迫される
部位片側が多い両側
体を動かすと悪化通常変わらない
随伴症状吐き気、光・音過敏通常なし

誘因と治療

睡眠不足や寝すぎ、食事を抜くこと、ストレス、月経、飲酒などがよくある誘因です。規則正しい睡眠は概日リズムとも関係します。発作時には消炎鎮痛薬やトリプタンを早めに飲むのが基本で、発作が多い場合は予防治療を検討します。米国頭痛学会は、従来の薬に加えてCGRP関連薬(抗体薬、ゲパント系)を治療の選択肢として示しています(Ailani ほか, 2021)。鎮痛薬を月に何日も飲みすぎると薬剤の使用過多による頭痛が起こることがあります。

よくある質問

片頭痛で受診すべきですか?
生活に支障がある、鎮痛薬をよく飲む場合は、受診して合う薬や予防治療を探すのがおすすめです。突然の人生最悪の頭痛、発熱と首の硬直、まひを伴う場合はすぐに救急を受診してください。
片頭痛とめまいが一緒に起こることはありますか?
はい、前庭性片頭痛のようにめまいを伴うことがあります。姿勢を変えたときだけ短く回るめまいは良性発作性頭位めまい症との区別が必要です。

出典確認日:2026-10-25

参考文献

  1. Headache Classification Committee of the International Headache Society. (2018). The International Classification of Headache Disorders, 3rd edition. Cephalalgia, 38(1), 1–211.
  2. GBD 2016 Headache Collaborators. (2018). Global, regional, and national burden of migraine and tension-type headache, 1990–2016. The Lancet Neurology, 17(11), 954–976.
  3. Ailani, J., Burch, R. C., Robbins, M. S., & Board of Directors of the American Headache Society. (2021). The American Headache Society consensus statement: Update on integrating new migraine treatments into clinical practice. Headache, 61(7), 1021–1039.

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この記事は2026年10月25日に最終更新されました。内容は広く知られた原典と教科書に基づいて整理していますが、レポートで引用する際は参考文献の原典を必ず確認してください。