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確証バイアス

🧠 心理学 執筆 CampusDown ウィキ編集部 最終更新
確証バイアスは、すでに信じている考えを裏づける情報ばかりを探し、そのように解釈し、それだけを覚えている傾向です。人の判断に最も広く見られる認知バイアスの一つです。
目次
  1. 1. 確証バイアスとは
  2. 2. 確証バイアスはどう現れるのか?
  3. 3. なぜ重要で、どう減らせるのか?
  4. 4. よくある質問
  5. 5. 参考文献

確証バイアスとは

確証バイアスは、自分の信念や仮説に合う証拠は探して受け入れ、合わない証拠は無視したり軽く見たりする傾向です。ニッカーソン(1998)は、これが日常生活から科学、法律、医療までほぼあらゆる場面に現れる「どこにでもある現象」だとまとめました。

確証バイアスはどう現れるのか?

段階現れ方例
情報の探索合う情報だけを探す自分の意見を前提にした語句で検索する
解釈あいまいな証拠を都合よく読む同じ統計を両陣営が別々に解釈する
記憶当たった例だけを覚えている「正夢」だった日だけを思い出す

ウェイソンの2-4-6課題(1960)では、数列の規則を当てようとする参加者の多くが、自分の仮説を否定しうる数列ではなく、確かめる数列ばかりを試しました。ロード・ロス・レッパー(1979)は死刑制度の賛成派と反対派に同じ研究資料を見せたところ、両者とも元の立場をいっそう強めたことを示しました(態度の極化)。

なぜ重要で、どう減らせるのか?

確証バイアスは投資判断、採用面接、医療診断、捜査に誤りを生み、SNSのおすすめアルゴリズムと結びつくとフィルターバブルを強めます。フェイクニュースとの関係は偽情報と確証バイアス、信念と行動の食い違いを避けようとする心理は認知的不協和理論を参照してください。減らす方法としては、あえて反対の根拠を探す、「もし自分が間違っていたら何が見えるはずか」と問う、重要な決定の前に反対役(悪魔の代弁者)を決める、などがよく勧められます。

よくある質問

確証バイアスと認知的不協和はどう違いますか?
認知的不協和は信念と行動が食い違うときの不快感で、確証バイアスはその不快感を避けるための情報処理の癖といえます。両者はよく一緒に現れます。
レポートで確証バイアスを避けるには?
仮説を立てたら反対の結果が出うる資料も探し、不利な結果も限界として正直に書くことが大切です。

出典確認日:2026-10-25

参考文献

  1. Nickerson, R. S. (1998). Confirmation bias: A ubiquitous phenomenon in many guises. Review of General Psychology, 2(2), 175–220.
  2. Wason, P. C. (1960). On the failure to eliminate hypotheses in a conceptual task. Quarterly Journal of Experimental Psychology, 12(3), 129–140.
  3. Lord, C. G., Ross, L., & Lepper, M. R. (1979). Biased assimilation and attitude polarization: The effects of prior theories on subsequently considered evidence. Journal of Personality and Social Psychology, 37(11), 2098–2109.

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この記事は2026年10月25日に最終更新されました。内容は広く知られた原典と教科書に基づいて整理していますが、レポートで引用する際は参考文献の原典を必ず確認してください。