尿路結石とは?
尿路結石は、尿に溶けていたカルシウム、シュウ酸、尿酸などが結晶になり石のように固まる病気です。約8割がカルシウム結石で、痛風と関係する尿酸結石もあります。日本人の生涯罹患率は男性で約7人に1人とされます。
症状と治療は?
結石が尿管に詰まると、背中から脇腹、下腹部へ広がる激しい痛みが波のように起こり、血尿や吐き気を伴います。5mm以下なら水分と鎮痛薬で自然排石を待つことが多く、大きい結石は体外衝撃波結石破砕術(ESWL)や尿管鏡によるTULで砕きます。発熱を伴う場合は感染の危険があり緊急受診が必要です。
再発を防ぐには
5〜10年で約半数が再発します。食事以外に1日2L以上の水を飲み、塩分や動物性たんぱく質をとりすぎず、カルシウムは食事で適量とることがすすめられます。
この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は医師に相談してください。
よくある質問
- ビールで石が出ますか?
- 利尿作用はありますが、尿酸が増え脱水も招くのでおすすめできません。
- カルシウムは控えるべき?
- いいえ。食事のカルシウムは腸でシュウ酸と結びつき、結石をむしろ減らします。
出典確認日:2026-10-25
参考文献
- Pearle, M. S., Goldfarb, D. S., Assimos, D. G., et al. (2014). Medical management of kidney stones: AUA guideline. Journal of Urology, 192(2), 316–324.
- Khan, S. R., Pearle, M. S., Robertson, W. G., et al. (2016). Kidney stones. Nature Reviews Disease Primers, 2, 16008.
