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足底腱膜炎

🩺 看護・保健学 執筆 CampusDown ウィキ編集部 最終更新
足底腱膜炎は、土踏まずを支える厚い膜である足底腱膜に繰り返し負担がかかり、かかと周辺に痛みが出る病気です。大人のかかとの痛みで最も多い原因とされています。
目次
  1. 1. 足底腱膜炎とは
  2. 2. どんな症状が出るのか?
  3. 3. 原因とリスク要因
  4. 4. 治療とセルフケア
  5. 5. よくある質問
  6. 6. 参考文献

足底腱膜炎とは

足底腱膜炎(足底筋膜炎)は、かかとの骨から足指の付け根へ伸びる足底腱膜に負担が積み重なって起こる痛みです。「炎」と付きますが、急性の炎症というより腱膜がすり減って厚くなる変性が中心と考えられています(Buchbinder, 2004)。

この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は医師に相談してください。

どんな症状が出るのか?

  • 朝起きて最初の一歩でかかとの内側が刺すように痛みます。
  • 長く座った後の立ち上がりで痛み、歩くうちに和らぎます。
  • 立ち仕事や長歩きの後、夕方に再び痛むことがあります。

原因とリスク要因

リスク要因説明
足首の硬さ足首を反らす範囲が狭いと腱膜への負担が増えます(Riddle ほか, 2003)。
体重の増加BMIが高いほどリスクが上がります。
立ち仕事販売・接客・調理などで多く見られます。
運動量の急増走行距離や強度を急に増やすと起こりやすくなります。

治療とセルフケア

多くは手術をせずに改善します。米国の理学療法ガイドライン(Martin ほか, 2014)は、ふくらはぎと足底腱膜のストレッチ、アーチを支えるインソール、テーピング、夜間装具、徒手療法などを推奨しています。長引く場合は体外衝撃波や注射を検討することもあります。ほかの関節も痛む場合は変形性関節症との区別が必要です。

よくある質問

足底腱膜炎は自然に治りますか?
ストレッチや生活上の工夫で数か月〜1年ほどで良くなることが多いですが、長引く場合は受診をおすすめします。
裸足で歩くのは良いですか?
痛む時期に硬い床を裸足で長く歩くと負担になるため、クッション性のある靴が勧められます。

出典確認日:2026-10-25

参考文献

  1. Buchbinder, R. (2004). Plantar fasciitis. New England Journal of Medicine, 350(21), 2159–2166.
  2. Riddle, D. L., Pulisic, M., Pidcoe, P., & Johnson, R. E. (2003). Risk factors for plantar fasciitis: A matched case-control study. Journal of Bone and Joint Surgery (American), 85(5), 872–877.
  3. Martin, R. L., Davenport, T. E., Reischl, S. F., et al. (2014). Heel pain—plantar fasciitis: Revision 2014. Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy, 44(11), A1–A33.

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この記事は2026年10月25日に最終更新されました。内容は広く知られた原典と教科書に基づいて整理していますが、レポートで引用する際は参考文献の原典を必ず確認してください。