症状と原因
扁桃が赤く腫れ、つばを飲み込むだけでも痛むのが特徴です。発熱、首のリンパ節の腫れ、扁桃の白い膿(白苔)を伴うこともあります。原因の多くはウイルスで、せきや鼻水があればウイルス性の可能性が高めです。高熱や白苔があり、せきがない場合は溶連菌を疑い、迅速検査を行います。
治療と扁桃摘出の目安
ウイルス性なら安静・水分補給・解熱鎮痛薬で、たいてい1週間ほどで治まります。溶連菌と確認されたら抗菌薬を使い、症状が引いても指示どおり最後まで飲み切ることが大切です。年に何度も繰り返す場合や扁桃周囲膿瘍を起こした場合は、扁桃摘出術を検討します。つばも飲み込めない、息苦しいときはすぐ受診を。副鼻腔炎や中耳炎もあわせてどうぞ。
この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は医師に相談してください。
よくある質問
- 扁桃炎はうつりますか?
- 原因がウイルスや細菌なら、せきや飛沫でうつることがあります。手洗いとコップの共用を避けるのが有効です。
- 抗菌薬は必ず必要ですか?
- いいえ。細菌性と確認・強く疑われる場合のみで、ウイルス性には効きません。
出典確認日:2026-10-26
参考文献
- Windfuhr, J. P., et al. (2016). Clinical practice guideline: tonsillitis I. Diagnostics and nonsurgical management. European Archives of Oto-Rhino-Laryngology, 273(4), 973–987.
- Centers for Disease Control and Prevention. Strep Throat: All You Need to Know. CDC.
- National Institute for Health and Care Excellence. (2018). Sore throat (acute): antimicrobial prescribing (NG84). NICE.
