クラウディングアウトとは
政府が国債を発行して支出を増やすと、資金需要が増えて金利が上がり、民間投資が減る現象です。政府支出が民間支出を「押し出す」ことから、この名があります。
📌 ひと目でわかる
- きっかけ
- 拡張的財政政策
- 経路
- 借入↑→金利↑→投資↓
- 結果
- 財政政策の効果が一部相殺
- 関連
- 乗数効果
大きさを左右する条件
投資が金利に敏感なほど大きく、流動性の罠にある場合や中央銀行が金利を据え置く場合には小さくなります。古典派は完全雇用下での完全なクラウディングアウトを、ケインズ派は不況期には小さいことを強調します。
よくある質問
- クラウディングアウトとは?
- 政府支出の増加が金利を押し上げ、民間投資を減らす現象です。
- 小さくなるのはどんなときですか?
- 流動性の罠にあるときや、中央銀行が低金利を維持するときです。
参考文献
- Blinder, A. S., & Solow, R. M. (1973). Does fiscal policy matter? Journal of Public Economics, 2(4), 319–337.
- Mankiw, N. G. (2022). Macroeconomics (11th ed.). Worth Publishers.
