CampusDownWiki CampusDown(韓国語)↗
日本語

測温抵抗体(RTD)

⚙️ 工学・技術 執筆 CampusDown ウィキ編集部 最終更新
要点:測温抵抗体(RTD)は、金属が熱くなるほど増加する電気抵抗から温度を測定します。最も一般的なのは白金製のPt100です。
目次
  1. 1. 原理
  2. 2. Pt100とカレンダー・ヴァンデュセン式
  3. 3. 結線方式
  4. 4. 比較
  5. 5. 参考文献

原理

金属では温度が上がると格子振動と電子の散乱が増え、抵抗が上昇します。狭い範囲では R = R₀(1 + αΔT) と表せます。1871年にジーメンスが白金測温抵抗体を提案し、カレンダーが精密な測定法を確立しました。

Pt100とカレンダー・ヴァンデュセン式

Pt100は0 °Cで100 Ωです。IEC 60751は α = 0.00385 /°C と、0 °C以上でのカレンダー・ヴァンデュセン式 R(T) = R₀(1 + AT + BT²) を定め、許容差クラスAA、A、B、Cを規定しています。白金は安定で直線性が良いため基準センサとして用いられます。ニッケルや銅の素子もあります。

結線方式

  • 2線式:導線抵抗がそのまま誤差に加わる。
  • 3線式:導線抵抗を補償する。産業用の標準。
  • 4線式:電流用と電圧検出用の導線を分けることで導線の影響をほぼ除去し、精密測定に用いる。

比較

測温抵抗体は熱電対より正確で安定していますが、測定範囲は狭く応答も遅くなります。サーミスタは感度が高いものの非線形です。自己発熱を抑えるため、励起電流は1 mA程度と小さく保たれます。

参考文献

  1. IEC 60751:2022. Industrial platinum resistance thermometers and platinum temperature sensors. International Electrotechnical Commission.
  2. Callendar, H. L. (1887). On the practical measurement of temperature. Philosophical Transactions of the Royal Society A, 178, 161-230.
  3. Fraden, J. (2016). Handbook of Modern Sensors (5th ed.). Springer.

この理論を使ったレポート・資料(韓国語)

この理論だけを扱った資料はまだありませんが、CampusDown 資料室(韓国語)で関連レポートを検索できます。

レポートをもっと探す・「금속 저항의 온도 의존성」の検索結果 →

あわせて読みたい理論

この記事は2026年10月15日に最終更新されました。内容は広く知られた原典と教科書に基づいて整理していますが、レポートで引用する際は参考文献の原典を必ず確認してください。