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自己資本利益率(ROE)

📈 経済学 執筆 CampusDown ウィキ編集部 最終更新
ROEは株主が出資した自己資本で1年間にどれだけ純利益を上げたかを示す収益性の指標です。日本では伊藤レポートが8%以上を目標に掲げたことで注目されました。
目次
  1. 1. ROEとは?
  2. 2. デュポン分析で分解すると?
  3. 3. ROEの目安と注意点
  4. 4. よくある質問
  5. 5. 参考文献

ROEとは?

ROEは当期純利益 ÷ 自己資本 × 100で求めます。自己資本1,000億円で純利益150億円ならROEは15%です。株主から見て「自分のお金がどれだけ効率よく増えているか」を表します。

デュポン分析で分解すると?

要素計算意味
売上高純利益率純利益 ÷ 売上高どれだけ利益を残せるか
総資産回転率売上高 ÷ 総資産資産をどれだけ効率よく使うか
財務レバレッジ総資産 ÷ 自己資本借入をどれだけ活用するか

同じROE15%でも、高マージンのブランド企業、回転の速い小売業、借入の多い銀行では中身がまったく違います。

ROEの目安と注意点

2014年の伊藤レポートは日本企業にROE8%以上を求め、資本コストを上回る経営を促しました。ただし借入を増やしたり自社株買いで自己資本を減らしたりするとROEは見かけ上高くなるため、レバレッジやROA・ROICもあわせて確認します。PBR=PER×ROEの関係も覚えておきましょう。

よくある質問

ROEが高いほど良い会社?
一時的な利益や過大な借入で高くなっている場合もあるため、数年の推移と財務の健全性を確認しましょう。
ROEがマイナスとは?
赤字であることを示します。

出典確認日:2026-10-25

参考文献

  1. Penman, S. H. (2013). Financial statement analysis and security valuation (5th ed.). McGraw-Hill.
  2. Soliman, M. T. (2008). The use of DuPont analysis by market participants. The Accounting Review, 83(3), 823–853.

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この記事は2026年10月25日に最終更新されました。内容は広く知られた原典と教科書に基づいて整理していますが、レポートで引用する際は参考文献の原典を必ず確認してください。