しくみと摂取の目安
起きている間に脳にたまるアデノシンが眠気を起こしますが、カフェインはその受容体をふさいで疲れを感じにくくします。日本に公的な上限値はありませんが、農林水産省は海外機関の「健康な成人で1日400mgまで」などの目安を紹介しています。ドリップコーヒー1杯(150mL)で約90mg、エナジードリンクは1本で数十〜150mg程度あります。
睡眠・副作用・健康
半減期が平均5時間ほどあるため、夕方のコーヒーは寝る時間にも半分残り、不眠や体内時計の乱れにつながります。とりすぎると不安、手の震え、動悸、胃酸の逆流が起こり、急にやめると頭痛が出ることも。2017年のBMJの総説では1日3〜4杯のコーヒーが複数の病気のリスク低下と関連していましたが、観察研究であり、妊娠中は別です。
この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は医師に相談してください。
よくある質問
- デカフェにもカフェインはありますか?
- 少量(1杯あたり数mg程度)残っていることが多いです。
- 緑茶のカフェインはコーヒーよりやさしい?
- 煎茶は1杯20〜30mg程度と少なめで、テアニンの作用でおだやかに感じることがあります。
出典確認日:2026-10-26
参考文献
- U.S. Food and Drug Administration. (2024). Spilling the Beans: How Much Caffeine Is Too Much?
- European Food Safety Authority. (2015). Scientific opinion on the safety of caffeine. EFSA Journal, 13(5), 4102.
- Poole, R., et al. (2017). Coffee consumption and health: Umbrella review of meta-analyses of multiple health outcomes. BMJ, 359, j5024.
