原因とセルフケア
食物繊維や水分の不足、運動不足、便意をがまんする習慣がよくある原因で、鉄剤や痛み止めなどの薬、甲状腺機能低下症、妊娠でも起こります。野菜・果物・海藻・全粒穀物で食物繊維を少しずつ増やし、水分をしっかりとりましょう。朝食後は胃結腸反射で腸が動きやすいので、トイレに座る習慣を。足台でひざを上げる姿勢も効果的です。
便秘薬の選び方と受診の目安
日本では酸化マグネシウムなどの浸透圧性下剤がよく使われ、比較的安全です。センナなどの刺激性下剤は効き目は強いものの、長く続けず頓用が基本です。新たに始まった便秘、血便、体重減少、貧血、大腸がんの家族歴があれば大腸内視鏡検査を。いきみ続けると痔の原因にもなります。
この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は医師に相談してください。
よくある質問
- バナナは便秘に効きますか?
- よく熟したバナナは繊維が多く役立ちますが、青いバナナはかえって便を硬くすることがあります。
- 便秘薬を飲み続けると腸がだめになりますか?
- 浸透圧性下剤は比較的長く使えますが、刺激性下剤の常用は医師と相談を。
出典確認日:2026-10-26
参考文献
- Chang, L., et al. (2023). AGA–ACG clinical practice guideline on the pharmacological management of chronic idiopathic constipation. Gastroenterology, 164(7), 1086–1106.
- Lacy, B. E., et al. (2016). Bowel disorders. Gastroenterology, 150(6), 1393–1407. (Rome IV)
- National Institute of Diabetes and Digestive and Kidney Diseases. Constipation. NIDDK.
