役割と不足のサイン
亜鉛は免疫細胞の働きや細胞分裂、たんぱく質の合成に関わり、傷の回復や成長に欠かせません。不足すると、味がわかりにくくなる味覚障害、食欲不振、傷の治りの遅れ、感染しやすさ、髪が細く抜けやすくなるなどの症状が出ることがあります。日本では高齢者の味覚障害の原因として亜鉛不足がよく知られています。
食品とサプリ
牡蠣がずば抜けて多く、牛肉、豚レバー、カニ、カシューナッツにも含まれます。風邪の初期に亜鉛トローチで期間が短くなるという研究もありますが、結果は一定しません。長期間の大量摂取は銅欠乏や貧血を招くことがあるので、サプリは目安量を守りましょう。薄毛への効果は、不足している場合に限られます。
この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は医師に相談してください。
よくある質問
- いつ飲むのがいいですか?
- 空腹時のほうが吸収されやすいですが、気持ち悪くなるなら食後でも。鉄やカルシウムのサプリとは時間をずらしましょう。
- 男性に亜鉛がいいと言われるのは?
- 亜鉛不足は男性ホルモンの低下と関連しますが、足りている人がさらにとって効果が増すという根拠は弱いです。
出典確認日:2026-10-26
参考文献
- National Institutes of Health Office of Dietary Supplements. Zinc: Fact Sheet for Health Professionals.
- Wessels, I., Maywald, M., & Rink, L. (2017). Zinc as a gatekeeper of immune function. Nutrients, 9(12), 1286.
- Hunter, J., et al. (2021). Zinc for the prevention or treatment of acute viral respiratory tract infections in adults: A rapid systematic review and meta-analysis. BMJ Open, 11(11), e047474.
