マグネシウムとは?
マグネシウムは体内に約25g存在する必須ミネラルで、その約6割が骨にあります。ATPの産生、たんぱく質合成、筋肉の収縮と弛緩、神経伝達、血糖や血圧の調整など300以上の酵素反応に関わっています。
不足するとどうなる?
初期は食欲不振や疲労感など漠然とした症状で、進むと筋肉のけいれん(こむら返り)、しびれ、不整脈が起こることがあります。まぶたのピクつきは疲れやカフェインの影響も大きく、マグネシウム不足だけが原因とは限りません。飲酒量が多い人、糖尿病の人、利尿薬や胃薬(PPI)を長期服用している人は不足しやすいとされます。
推奨量とサプリの注意点
日本人の食事摂取基準(2020年版)の推奨量は成人男性340〜370mg、女性270〜290mgです。豆腐、納豆、ひじき、アーモンド、玄米などを組み合わせると摂りやすくなります。サプリメントなど通常の食品以外からの摂取は1日350mgが上限で、超えると下痢を起こしやすくなります。腎機能が低下している人は高マグネシウム血症のおそれがあるため医師に相談しましょう。
この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は医師に相談してください。
よくある質問
- 便秘薬の酸化マグネシウムと同じですか?
- 同じ成分ですが、便秘薬は腸に水分を集める作用を利用しています。長期服用や腎臓病がある場合は医師の管理が必要です。
- 睡眠に効きますか?
- 高齢者を対象にした小規模研究で改善が報告されていますが、結果は一貫していません。
出典確認日:2026-10-25
参考文献
- National Institutes of Health, Office of Dietary Supplements. (2022). Magnesium: Fact sheet for health professionals. NIH.
- 보건복지부·한국영양학회. (2020). 2020 한국인 영양소 섭취기준. 보건복지부.
- Rosanoff, A., Weaver, C. M., & Rude, R. K. (2012). Suboptimal magnesium status in the United States: Are the health consequences underestimated? Nutrition Reviews, 70(3), 153–164.
