症状と原因
食後のつらい胃もたれ、早期満腹感、みぞおちの痛みや焼ける感じが続き、内視鏡で原因が見つからないときに診断されます。胃が食べ物を受け入れて送り出す運動機能の低下、胃の感覚が敏感になる知覚過敏、ストレスと関わる脳腸相関の乱れが組み合わさって起こると考えられています。
検査と治療
体重減少や飲み込みにくさ、貧血、黒い便などの警告症状があれば、内視鏡で胃炎や潰瘍、胃がんを除外します。ピロリ菌がいれば除菌が役立つこともあります。日本では保険適用のアコチアミドなどの消化管運動改善薬や胃酸を抑える薬、漢方の六君子湯などが使われます。少量をゆっくり食べ、脂っこい食事や飲みすぎを控えましょう。
この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合は医師に相談してください。
よくある質問
- 胃がんに進行しますか?
- この病気自体ががんになることはありませんが、警告症状があれば検査が必要です。
- 胃薬を飲み続けてもいいですか?
- 一時的なら問題ありませんが、数週間以上続くなら受診して原因に合った治療を。
出典確認日:2026-10-26
参考文献
- Ford, A. C., Mahadeva, S., Carbone, M. F., Lacy, B. E., & Talley, N. J. (2020). Functional dyspepsia. The Lancet, 396(10263), 1689–1702.
- Stanghellini, V., et al. (2016). Gastroduodenal disorders. Gastroenterology, 150(6), 1380–1392. (Rome IV)
- Moayyedi, P., et al. (2017). ACG and CAG clinical guideline: Management of dyspepsia. American Journal of Gastroenterology, 112(7), 988–1013.
