計算方法
費用は販売量に関係しない固定費(家賃、人件費)と、販売量に比例する変動費(豆、カップ)に分けます。価格から1個あたりの変動費を引いたものが限界利益(貢献利益)です。損益分岐点販売量=固定費÷1個あたり限界利益です。月の固定費が90万円のカフェがコーヒーを450円で売り、変動費が150円なら1杯300円が残り、月3,000杯(1日約100杯)売れば収支トントンです。売上高ベースでは固定費÷限界利益率です。
活用と限界
売上が損益分岐点をどれだけ上回っているかを示す安全余裕率、固定費の割合が高いほど売上の変化で利益が大きく揺れる営業レバレッジもあわせて見ます。値上げ、変動費の削減、固定費の削減が損益分岐点を下げる3つの方法です。ただし価格と単位コストが一定という前提や、経営者が手放した給料などの機会費用が反映されない限界があります。価格差別は限界利益を変えるため計算に影響します。
よくある質問
出典確認日:2026-10-26
参考文献
- Horngren, C. T., Datar, S. M., & Rajan, M. V. (2015). Cost Accounting: A Managerial Emphasis (15th ed.). Pearson.
- Garrison, R. H., Noreen, E. W., & Brewer, P. C. (2021). Managerial Accounting (17th ed.). McGraw-Hill.
