名称と範囲
この名称は、アンドロニコスの編集でアリストテレスの一部の著作が「自然学の後」に置かれたことに由来します。アリストテレスはこの主題を第一哲学、すなわち存在としての存在の研究と呼びました。クリスティアン・ヴォルフはこれを一般形而上学(存在論)と特殊形而上学(宇宙論、合理的心理学、自然神学)に区分しました。
主な潮流
- 古代:パルメニデス、プラトンのイデア(想起)、アリストテレスの実体、質料と形相、四原因。
- 中世:普遍をめぐる実在論と唯名論の対立、神の存在証明。
- 近代:デカルトの二元論、スピノザの一元論、ライプニッツのモナド。
- カント:経験を超える理性は二律背反に陥り、形而上学は認識の条件の批判となります。
- 20世紀:論理実証主義者は形而上学的主張を無意味としました。ハイデガーは形而上学の克服を目指しました。
分析形而上学
クワインの存在論的コミットメント、クリプキとルイスの可能世界論、因果、時間、人格の同一性、心、自由意志が今日の中心的な主題です。
関連項目: ポストモダニズム
参考文献
- Aristotle. Metaphysics (W. D. Ross, Trans.). Oxford: Clarendon Press, 1924.
- Kant, I. (1781/1998). Critique of Pure Reason (P. Guyer & A. Wood, Trans.). Cambridge University Press.
- Loux, M. J., & Crisp, T. M. (2017). Metaphysics: A Contemporary Introduction (4th ed.). Routledge.
- van Inwagen, P., Sullivan, M., & Bernstein, S. (2023). Metaphysics. In E. N. Zalta (Ed.), Stanford Encyclopedia of Philosophy.