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ジェームズ=ランゲ説

🧠 心理学 執筆 CampusDown ウィキ編集部 最終更新
要点:ジェームズ=ランゲ説によれば、怖いから震えるのではなく、震えるから怖いのです。
目次
  1. 1. 主な主張
  2. 2. 批判
  3. 3. 現代の知見
  4. 4. 参考文献

主な主張

米国のウィリアム・ジェームズ(1884)とデンマークのカール・ランゲ(1885)はそれぞれ独立に、刺激がまず心拍、筋緊張、涙といった身体の変化を引き起こし、その変化を感じることが情動であると提唱しました。ジェームズの言葉では、私たちは泣くから悲しいのです。

批判

キャノン(1927)は、内臓反応は遅いこと、異なる情動でも身体のパターンは似ていること、内臓からのフィードバックを断っても情動行動は残ることを挙げて反論し、キャノン=バード説を提唱しました。

現代の知見

顔面フィードバック仮説、シャクターとシンガーの二要因説、ダマシオのソマティック・マーカー仮説はいずれも、身体の状態が情動を形づくるというジェームズ=ランゲ説の洞察の一部を受け継いでいます。

参考文献

  1. James, W. (1884). What is an emotion? Mind, 9(34), 188-205.
  2. Lange, C. G. (1885/1922). The emotions. In K. Dunlap (Ed.), The Emotions. Williams & Wilkins.
  3. Cannon, W. B. (1927). The James-Lange theory of emotions: A critical examination and an alternative theory. American Journal of Psychology, 39, 106-124.

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この記事は2026年10月15日に最終更新されました。内容は広く知られた原典と教科書に基づいて整理していますが、レポートで引用する際は参考文献の原典を必ず確認してください。