背景
デューイに依拠したウィリアム・キルパトリックは、1918年の論文「プロジェクト・メソッド」で目的のある活動を強調しました。英国の幼児学校やレッジョ・エミリアを経て、リリアン・カッツとシルビア・チャードが『Engaging Children's Minds』(1989)で現代的なアプローチを示しました。これは構成主義的学習に近いものです。
段階
- 準備:教師がテーマのウェブを作成し、資源を集める。
- 第1段階、開始:子どもが経験を共有し、疑問を列挙する。
- 第2段階、展開:フィールドワーク、専門家の訪問、観察、描画や製作による表現。
- 第3段階、まとめ:展示や発表と振り返り。
テーマと教師の役割
よいテーマは、病院やバスのように具体的で、身近な場所で調べられるものです。教師は観察し、問いを広げ、記録を行い、プロジェクトと系統的な指導を組み合わせて技能と心情・意欲を育てます。
レッジョ・エミリアとの比較
どちらも子ども主導の探究と記録を重視します。レッジョ・エミリアは地域の哲学、アトリエ、ペダゴジスタを加え、より開かれた時間軸をとるのに対し、プロジェクト・アプローチはより構造化されています。
参考文献
- Kilpatrick, W. H. (1918). The project method. Teachers College Record, 19(4), 319-335.
- Katz, L. G., & Chard, S. C. (2000). Engaging Children's Minds: The Project Approach (2nd ed.). Ablex.
- Helm, J. H., & Katz, L. G. (2016). Young Investigators: The Project Approach in the Early Years (3rd ed.). Teachers College Press.
- Dewey, J. (1938). Experience and Education. Macmillan.