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エリスのABCモデル

🧠 心理学 執筆 CampusDown ウィキ編集部 最終更新
要点:ABCモデルによれば、感情的・行動的な結果(C)を生むのは出来事(A)そのものではなく、その出来事についての信念(B)です。
目次
  1. 1. 背景
  2. 2. ABCモデル
  3. 3. ABCDEの過程
  4. 4. 参考文献

背景

精神分析の訓練を受けたエリスは1955年に論理療法を創始し、のちに論理情動行動療法(REBT)と改称しました。彼はエピクテトスの「人を悩ませるのは物事そのものではなく、物事についての見方である」という言葉をよく引用しました。

ABCモデル

  • A、きっかけとなる出来事:たとえば試験に落ちること。
  • B、信念:「私は成功しなければならず、失敗したら価値がない」。
  • C、結果:抑うつ、回避などの反応。

非合理的信念は、硬直した要求(「ねばならない」)、破局視、欲求不満耐性の低さ、自己や他者への全体的な評価づけという形をとります。

ABCDEの過程

セラピストはD、反論を用いて信念の論理性、根拠、有用性を検討し、クライエントが「失敗は残念だが耐えられる」といった効果的で合理的な信念であるEに到達できるよう援助します。ベックの認知療法とともに、REBTはCBTの基礎を築き、研究による支持もありますが、指示的で対決的だとの批判もあります。

参考文献

  1. Ellis, A. (1962). Reason and Emotion in Psychotherapy. Lyle Stuart.
  2. Ellis, A., & Dryden, W. (2007). The Practice of Rational Emotive Behavior Therapy (2nd ed.). Springer.
  3. David, D., Cotet, C., Matu, S., Mogoase, C., & Stefan, S. (2018). 50 years of rational-emotive and cognitive-behavioral therapy: A systematic review and meta-analysis. Journal of Clinical Psychology, 74(3), 304-318.

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この記事は2026年10月15日に最終更新されました。内容は広く知られた原典と教科書に基づいて整理していますが、レポートで引用する際は参考文献の原典を必ず確認してください。